埼玉県の建設業許可申請に行ってきました

埼玉県で建設業許可を申請するとき、窓口はどこにあるのか、手続きにはどのくらい時間がかかるのか、車で行く場合に駐車場は利用できるのかなど、気になることがあると思います。

私は行政書士として、埼玉県庁の建設業許可申請窓口に何度も足を運んでいます。

実際に申請してみると、比較的すいていて60分~90分程度で手続きが終わった日もあれば、非常に混雑していて3時間半ほど待った日もありました。

また、待ち時間が長いときには携帯電話で呼び出してもらえることや、申請書類に訂正が必要な場合の窓口での対応など、実際に行ってみてわかったこともあります。

この記事では、私自身の申請経験をもとに、埼玉県の建設業許可申請窓口の様子や、当日の手続きの流れ、知っておくと便利な情報をご紹介します。

1.埼玉県の建設業許可申請窓口はどこにある?

埼玉県の建設業許可申請窓口は、さいたま市浦和区にある埼玉県庁第二庁舎の3階、建設管理課分室にあります。

第二庁舎は埼玉県警察本部も入っている建物です。警察本部は5階から9階に配置されています。

初めて訪れる場合は、県庁本庁舎と間違えないよう注意してください。
 

建設業許可申請窓口

  • 所在地:埼玉県さいたま市浦和区高砂3丁目15番1号

  • 建物:埼玉県庁第二庁舎3階

  • 担当:建設管理課分室

  • 受付日:月曜日~金曜日(祝日・年末年始を除く)

  • 受付時間:午前9時~11時、午後1時~4時15分

  • 電話番号:048-830-5176、048-830-5177

なお、新規申請や業種追加など、審査に時間がかかる手続きについては、埼玉県からも早めに来庁するよう案内されています。

2.建設業許可申請の当日の流れ

私が実際に申請した際の窓口での流れをご紹介します。

最初に申請書の正本・副本を提出する

窓口に到着したら、準備してきた申請書類の正本と副本を提出します。

提出すると、受付番号が記載された票を渡されます。

その後は、番号を呼ばれるまで待合室で待機します。

なお、2026年11月2日から、埼玉県の建設業許可申請窓口では、行政書士等による申請書類の提出時に、行政書士証票、補助者証又はデジタル資格者証を自主的に提示する運用が始まっています。

これは、行政書士法の遵守や、行政書士資格を持たない者による違法な業務を防止するための取り組みです。

行政書士が申請手続きを行う場合は、書類の提出と同時に証票等を提示するよう案内されています。

出典:埼玉県「建設業許可等に関すること」

書類の審査が終わるまで待つ

ここで知っておきたいのが、待ち時間についてです。

申請書類を提出したからといって、その場ですぐに審査受付が終わるわけではありません。

提出した書類について担当者が審査を行い、その審査が終わるまで待つことになります。

私が経験した60分から3時間半という待ち時間も、書類提出後、受付番号を呼ばれるまでにかかった時間です。

混雑している場合は長時間待つことがあるため、申請当日は時間に余裕を持っておくことをおすすめします。

 

審査が終わると番号が呼ばれる

書類の審査が終わると、受付番号が呼ばれます。

申請書類に訂正が必要な箇所があれば、その場で担当者から説明があります。

特に問題がなければ、受付印を押した副本を返却してもらえます。

申請手数料を支払う

私が申請した際は、窓口で申請手数料をクレジットカードで支払い、手続きを終えました。

現在、埼玉県では申請手数料の支払いについて、原則としてキャッシュレス決済を利用することになっています。

現金で支払うことは原則できませんので、事前に利用可能な決済方法を確認しておくと安心です。

なお、ここで完了するのは申請の受付手続きであり、建設業許可が下りたという意味ではありません。

3.待ち時間は60分程のときも、3時間半のときもあった

これまで何度か埼玉県の建設業許可申請窓口を訪れましたが、待ち時間は日によって大きく違いました。

比較的すいていた日は約60分~90分

比較的すいていた日は、13時過ぎに窓口を訪れました。

そのとき待合室にいたのは、私以外に1~2組程度でした。

書類を提出してから審査が終わるまでの時間は約60分~90分ほどでした。

 

混雑していた日は約3時間半

一方、別の日には、申請書類を提出してから約3時間半待ったことがあります。

この日も、窓口に到着したのは13時過ぎでした。

ところが、待合室はほぼ満席で、明らかに混雑していました。

その日は大型連休の間に挟まれた平日でしたので、特に申請者が集中していたのかもしれません。

結局、13時過ぎに申請書類を提出し、受付番号が呼ばれたのは16時30分過ぎでした。

同じ13時過ぎの到着でも、すいていた日は約60分~90分、混雑していた日は約3時間半と、2時間ほどの差がありました。

もちろん、審査時間は書類の内容や申請の種類によっても変わると考えられるため、単純に待合室の人数だけで決まるわけではありません。

ただ、私の経験では、窓口が混雑している日は長時間待つこともあると感じました。

大型連休の谷間など、多くの人が来庁する可能性のある日は、特に余裕を持って予定を組んでおくとよいと思います。

 

4.長時間待つ場合は携帯電話で呼び出してもらえた

3時間半待った日は、担当者に「あとどれくらい時間がかかりますか」と尋ねてみました。

すると、「今日は混雑しているので、2時間以上かかります」と教えてくれました。

その際、担当者から「携帯電話にご連絡しましょうか」と提案していただきました。

私はお願いすることにして、自分の携帯電話番号を伝えました。

これで、審査が終わるまで待合室の外で待機できることになりました。

長時間待つことがわかっている場合、これはありがたい対応だと思います。

ただし、いつでも同じ対応をしてもらえるとは限りませんので、長く待つ場合は担当者に相談してみるとよいでしょう。

 

駐車場まで戻ったのは失敗だった

携帯電話での連絡をお願いした私は、一旦、県庁の無料駐車場に戻って待機することにしました。

その後、審査が終わったとの電話をいただき、窓口へ戻りました。

ところが、駐車場から窓口までは、急いで戻っても3分以上、5分弱ほどかかってしまいました。

窓口に戻ると、担当者が私の到着を待ってくださっている様子でした。

特に何か言われたわけではありませんが、お待たせしてしまい、申し訳なく感じました。

そのため、次に携帯電話での呼び出しをお願いすることがあれば、駐車場まで戻らず、もう少し窓口に近い場所で待とうと思っています。

『携帯電話での呼び出しをお願いする場合は、連絡を受けてから速やかに戻れる場所で待機することをおすすめします。』

これは、実際に体験してわかったことの一つです。

 

5.申請書類に補正があった場合の対応は?

建設業許可の申請では、多くの書類を作成し、必要な資料を添付することになります。 

十分に確認して申請したつもりでも、窓口で訂正を求められることがあります。

私が申請した際には、記載事項を書く欄がずれていたことを指摘されたことがありました。

その際、担当者が訂正箇所を丁寧に説明してくださり、その場で修正して受付を済ませることができました。

また、提出した添付書類の中に不要なものがあり、返却されたこともあります。

何度か申請した中で、窓口の担当者には丁寧に対応していただいたという印象を持っています。

もちろん、不備の内容によっては、その場で訂正できず、追加資料の提出などが必要になる可能性もあります。

そのため、窓口で対応できる軽微な訂正であっても、事前に申請書類を十分に確認しておくことが大切です。

6.埼玉県庁には無料駐車場もある

埼玉県庁へは、JR浦和駅西口から徒歩約10分でアクセスできます。

埼玉県では、平日の県庁駐車場は混雑が予想されるため、できるだけ公共交通機関を利用するよう案内しています。

一方、県庁には来庁者用の無料駐車場も設けられています。

私が建設業許可申請の際に利用したのは、第二庁舎の北東側、県民健康センターの隣にある「仲町駐車場」です。

無料駐車場の利用方法

私が利用した際の流れは次のとおりです。

  • 駐車場の入口にいる守衛さんから駐車整理券を受け取る。

  • 建設業許可の申請窓口で手続きをする。

  • 手続きの終了後、窓口で駐車整理券に確認印を押してもらう。

  • 駐車場に戻り、守衛さんに駐車整理券を提出する。

この手続きによって、無料で駐車場を利用できました。

なお、埼玉県の公式案内によると、仲町駐車場は平日の8時30分から17時30分まで、来庁者が無料で利用できます。

ただし、駐車場の利用状況によっては満車になる可能性があります。県の案内にあるとおり、公共交通機関の利用を基本に考え、車で訪問する必要がある場合は、事前に駐車場の情報を確認しておくとよいでしょう。

実際に申請して感じたこと

何度か埼玉県の建設業許可申請窓口を訪れて感じたのは、申請当日は、想像している以上に時間がかかる場合があるということです。

特に初めて申請する場合、書類を提出した後にどのような流れで審査が進むのかがわからないと、不安になることもあると思います。

私の経験では、比較的すいている日でも90分程度、混雑している日は3時間半ほどかかりました。

そのため、申請日の午後に別の予定を詰め込むことは、できるだけ避けた方がよいと感じています。

また、書類に補正が必要な場合もあるため、申請書類を提出するだけで終わると考えず、担当者からの確認に対応できるようにしておくことが大切です。

一方、実際の窓口対応については、待ち時間の目安を教えてもらえたり、携帯電話での呼び出しを提案してもらえたりと、丁寧に対応していただきました。

これから埼玉県で建設業許可を申請する方にとって、私の体験が少しでも参考になれば幸いです。
 

埼玉県の建設業許可申請はご相談ください

行政書士アークス法務事務所では、狭山市を中心に、入間市、所沢市、川越市、日高市、飯能市など、埼玉県内の建設業者様の許可申請をサポートしています。

建設業許可の申請では、申請書の作成だけでなく、必要な資料の収集や、許可要件を満たしていることを証明するための書類の準備など、多くの作業が必要になります。

当事務所では、申請要件の確認から必要書類の整理、申請書類の作成、窓口での申請手続きまで、丁寧に対応しています。

建設業許可の新規申請や更新、業種追加などでお困りの方は、お気軽にご相談ください。

※窓口の場所、受付時間、駐車場の利用方法などは変更される場合があります。来庁の際は、埼玉県の最新の公式案内をご確認ください。

参考:埼玉県公式サイト

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【自己紹介】
行政書士アークス法務事務所代表
1980年八王子市生まれ、埼玉県在住。
東京都立日野台高等学校卒業後、明治大学政治経済学部に進学。
 
離婚、相続など夫婦・家事関連の法的書面作成が特に強いです。
2014年の開業からこれまでの間に、8,000件以上のご相談に対応し、3,000件以上の受託実績をもつ、書面作成法務サービスのスペシャリスト。
 
建設業、産業廃棄物収集運搬業など事業者の許認可申請にも力をいれています。
 
【所属】
埼玉県行政書士会狭山支部所属
日本行政書士連合会 登録番号14130747

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